私たちがログハウスを造り始めてから此の方、2〜3年以前までメインとなっていたお客様の年齢は30才〜45才くらいの方が圧倒的に多かったのですが、最近は私と同年代もしくは、ご年配の方々が大変に多くなってきていることに驚きを隠せません。勿論、高齢化社会とか団塊の世代のリタイヤと言った世間並みの現象も少なからず手伝っての事と思いますが、それ以外のご年配の方も大変に多くなってきていて、此れまで95%が住宅だったものがセカンドハウスがかなりのウエイトを占めてきている事にも変化を感じています。

今、ハウスメーカーでは押し寄せる「ローコスト住宅」旋風に打ち勝つために、躍起になって同価格帯の「子育てプラン」なるものを発表したり、家は「一生物」とアピールし、ローコスト住宅の耐久性を指摘するハウスメーカーさえも現れてきています。
一方、ログハウス業界に眼を向けてみると如何でしょうか・・・
「ログハウスはかくあるべき」と何処までも拘りを持ち続け王道を進むメーカーもあれば、ログハウスを住宅として取得した時に、少しでもメンテナンスを軽減できるように改良に心血を注ぎ「ログハウスだからこんな物」と言い訳をしなくて済むきめ細かな造り方を良しとするメーカーがあります。また売れれば何でも良いと我武者羅に突き進んでいるメーカーもあります。

 創業して16年。 とことん語り合いたい・・・と言い続けて11年目となりました。
そして、これからも私たちは、お客様の夢の実現のため
「とことん語り合いたい」のです。
膝を詰め、時間を惜しまず、お互いに納得の行くまで根気良く「とことん語り合いたい」と考えています。

最近、木香館のドアを開けご来店頂くお客様に二つの、ある変化を感じています。
一つは、お客様の年齢層が私と同世代もしくは、ご年配の方が大変に多くなってきたこと。
もう一つは、住宅展示場に乱立する、ハウスメーカーの家とログハウスを同時に比較検討される方が大変に多くなってきたことです。
そして皆さんが展示場に入られて、口を揃えて仰ることは「ログハウスでも、こんなにも明るく出来るんですね!」の驚きの声を多く聞きます。

2〜3年前までは「若い頃からズ〜ッとログハウスに憧れてきた・・・。」と、仰る方が大半を占めておりましたが最近では、ログハウスとプレハブ住宅を同じ目線で捕らえ「やっぱり、ログハウスが良い」と選択される方が驚くほど多くなってまいりました。
それは木の家への慈しみなのか、憧れからなのか、その真意は私共には難解なところにあると思えるのですが「合板と石膏ボードとクロスの家は何処を見ても代わり映えしない・・。」と口を揃えて仰っています。

・・・と、此処まではログハウスメーカーにとっては、これほど有難いお言葉は無い・・と嬉しいところなのですが、ログハウスとハウスメーカーの住宅との大きな違いは、ログハウスは完成してからのメンテナンスが重要であると言うところと、何でもスイッチ、ポンの文化型住宅ではないと言うところにあります。勿論、ログハウスには一般住宅に無い大変に大きなメリットが沢山あります。ログハウスのメリットは数え上げれば暇が無いほどですが、木の経年変化には其れなりに手がかかりますし、薪ストーブの火勢も250℃に達するまでには15分ほどが必要となり、毎日を秒読みで暮らす方には正反対の住宅と言わざるを得ません。

私と同世代、或いは更なるご年配の方は、次に予定されているログハウスが2軒目、3軒目と言う家造りの経験者が大変に多いという特徴があります。
「ログハウス造りは初めてだから・・」と言いつつも結構、難しい造り方をサラリッと申し出てきたりもしていて、家造り初心者には無い豊富な知識と経験を持っていらっしゃいます。
そんな時、私はお客様のご希望、ご要望を全て聞くことに徹しています。お客様の言い分を全て伺って、それを出来る限り忠実に画に表し、其処から出来る、出来ないとお話を前に進めるように努めています。そうしないとお客様の夢は別の世界へ行ってしまうからです。

とは言え、お若い方もご年配の方でも家造りには共通した一つのポイントがあります。それは総建築費、ご予算が決められていると言うと事です。
どんなに素晴らしい、大満足の画を描いても、ご予算内で実行できなければ、ただの「絵に描いた餅」となり、空想のログハウスとなってしまいます。
これまで11年間、ログハウスに携わって来て、此れこそが最も難しいところなのです。ご予算は大きすぎると、其れなりの価値を表すのが難しく、小さすぎると造ること其のものが難しいのです。




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他方、基礎を布基礎にしたり、土台を使わずに済ませたり、空気層を取ると称して棟木を使わなかったり、無垢のフローリングを合板のフロアーに変えたり、木製サッシを国産サッシに変え、外壁は塗らずにサイディングを使用するなどして、あらゆるコストダウンを駆使しているメーカーも多く見受けられます。
この様なコストダウンが悪いと言っている訳ではありません。本当の意味でのコストダウンとは、いったいどの様にするべきなのかと、自問自答しているのです。リーズナブル=粗悪でなければ良いと考えています。

木香館は「お客様のベストなご予算で、120%の満足をご提供するために、お客様の夢を「とことん語り合って」1枚の紙と、1本のシャープペンでデッサンを起こすところから全てが始まります。それは既成プランを売ると言う手法をとらず、どこまでも自由設計、フリープランで価値あるログハウスを提供したいと言う強い信念があるからです。
どうぞお気軽に私たち木香館にお客様の夢をお申し付け下さい。其処にはきっと「木の夢、叶う」入り口が見つかるはずです。

平成19年1月3日

株式会社 木 香 館

創業者 三 枝 一 雄

専務秘書 リン
取締役 会長 モモ
戎谷次長の部下 ハチ

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