社寺建築からスタートした木香館には合板や新建材、接着剤を
一切使わない建築ノウハウがありあます。
昔ながらの家造り・・・それは機械化、効率化を重視した現代の
建築様式には当てはまらない、手間隙のかかる作業です。

私たち木香館は、もう一度「昔ながらの家造り」に挑みます。
日本の昔の家は「木」と「土」で造られた・・・
「シックハウス症候群」と言う言葉を聞いて、何年経ちますでしょうか・・・
新建材と言われる「合板の加工建築材」を使用した家が建てられるようになって何十年が経過してでしょうか・・・
合板とビニールクロスで貼り包んだ、工場生産型の家が普及しはじめて、どれくらいが経過したでしょうか・・・
その上、更に「高気密・高断熱」の家を希望する方には行政は低金利で融資をする優遇措置をとってまいりました。

今、シックハウスが騒がれると、形振り構わず「シックハウス法」なる法律を作り、ログハウスや資材の大半が自然素材で構成される住宅にまで、その法律の網の目を掛け、フォースターなる建材の製作と使用を義務付け、「これで大丈夫」と矛先をかわしています。

このフォースター建材も曲者で、これは日中の8時間を会社で過ごし在宅しない状況の中で、新たに発病しないであろう基準値なのです。 ですから、1日の大半を家で過ごす主婦や小さな子供さん、また既に化学物質が体内に蓄積している方や発病している方には適応していないのです。
古来からの日本の建築様式は化学物質を発散するような建築材は使われておりませんでした。
その多くの建築材は「石」と「木」と「土」で出来ていた為に、シックハウスこそ無縁でしたが、湿り気をもつ「木」と水を使って練る塗り壁「土」は互いに乾燥する中で縁が切れ、隙間を生じ冬は氷点下まで気温の下がる日本においては、特に冬は住みにくい住宅と言わざるを得ませんでした。
その結果、古来の日本建築は衰退し、合板やビニールクロスに覆われた現代の工場生産型の、見た目が綺麗な温かい家に取って代わっていくのですが、その代償としてシックハウス症候群と言う、厄介な現代病を受け入れなくてはならない事になったのです。
基礎に使われた「石」は「コンクリート」に、躯体に使われた「木」は「合板」に、塗り壁に使われた「土」は外部は防火サイディングに、内部は「ビニールクロス」へと変わったのです。